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風情【ふぜい】

今年も瀬戸内国際芸術祭が始まった。多度津が参加するのは秋会期なので、まだあまり実感が無い。
秋会期になると高見島へ毎日200人もの人がやってくるらしい。小さな島に200人。30日で6000人。想像しただけでいろんなモノ(食べ物・飲み物・wifi・英語表記・・・etc)が足りないだろうなぁ〜と思う。高見島と結ぶ「何か」を早急に考えないと、わざわざ多度津に来てくれた人たちに「もう一度来たい!」とはなかなか思ってもらえないだろうと思う。さて、何をどこから手をつければいいのやら。。

家中舎では、秋会期に照準を合わせて「月光」(宿泊施設)の稼働準備に取りかかっている。
宿の申請も含めて6月には宿泊予約も稼働出来るとふんでいる。月光は明治の建物。明治の建物だから「何?」。ソコを履き違わないように作っていかないとせっかくの価値を台無しにしてしまう。

毎日が選択の連続だ。庭には虫が多い。夏になると蚊も多い。だから網戸をつけて欲しいと言われる。
ついつい「快適さ」や「マイホーム」感覚でリクエストをもらう事が多い。意見をもらう事はとてもありがたい事だが、正直に言えば便利さや快適さは必ずしも必要とは感じていない。自分自身の中にある軸は古民家とは日本人が忘れかけた「風情」を楽しめる場所だと考えている。まるで幕末や明治の時代にタイムスリップしてきたかのような感覚を大切にしたい。例えばオートマチック車よりもマニュアル車の方が車としての面白さを味わえたし、旧車好きな人はなんとなくわかってもらえるかなぁ〜と。新しいモノがダメと言ってる訳じゃない。古いモノは古いままの方が面白い。そう言ってるのだ。

参考になればと思い先日金沢の町屋を見てきた。観光だと絶対見ないようなところを必死に見てメモってきた。調度品はどういうモノだったか。階段には滑り止めがあったか。すだれなのか御簾なのか。照明や導線はどうなっているか・・・・やっぱり網戸なんてなかったし、クーラーなんて無かった。窓は全開でうちわだ。そして三味線の音色に点てだしのお茶。快適さよりも次から次へと出てくる「昔懐かしさ」を楽しめるようになっていた。そんな日本文化を楽しみに外国人は沢山シャッター切っていた。これでいいんだよなぁ〜。やっぱり。古いモノは古いままで。

蚊や虫がいたら蚊取り線香焚けばいい。それが家中舎がゲストに感じてもらいたい「風情」なのだ。

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今後のイベント

  • 茶道稽古 2019年10月14日 19:00 – 20:00
  • 茶道稽古 2019年10月28日 19:00 – 20:00
  • 茶道稽古 2019年11月11日 19:00 – 20:00
  • 茶道稽古 2019年11月25日 19:00 – 20:00
  • 茶道稽古 2019年12月9日 19:00 – 20:00